糖尿病に最適な制限食や食事・宅配食について

糖尿病の食事解説

食べすぎ・飲みすぎは糖尿病のもと


糖尿病には4種類の糖尿病があります。

 

日本人はこのうちの1つの「2型糖尿病」とよばれるインスリンの分泌の低下や、

インスリンの効果がうすくなる「インスリン抵抗性」が原因でおきる糖尿病が多いといわれています。

 

この2型糖尿病は、脂っこいものやお菓子など高脂質で高エネルギーの物の食べすぎなど

食生活の乱れが原因で起きやすくなるといわれています。

 

人は食事から摂取したブドウ糖で一時的に血糖値が上がるのですが、

体内で分泌されたインスリンが上がった血糖値を正常値に戻してくれます。

 

ですが、食べすぎや飲みすぎで分泌され続けたインスリンはやがて分泌が弱まり、

血糖値を下げることが出来なくなってきます。

 

こうした状態が続くとやがて糖尿病になってしまうのです。

 

肥満になりやすい食生活

食べすぎ飲みすぎを続け、さらに運動もしなくなると体はどんどん太り肥満体になります。

肥満になるとインスリンの効果が弱くなるといわれており、糖尿病になる可能性が高くなります。

 

肥満は健康診断で計測されるBMI25以上の数値が出る状態のことをいいます。

 

BMIとは「Body Mass Index(体格指数)」の略で、

[体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI数値]で計算されます。

 

それでは、具体的にどのような食生活が肥満になりやすいのでしょうか?

肥満になりやすい食生活は次のようになります。

  • 朝食を抜くことが多い
  • 夕食が遅い、寝る前に食べる
  • よく噛まず飲み込みようにすぐ食べる
  • 満腹まで食べないと気がすまない
  • 肉など脂っこいものを好む
  • お菓子甘いものを毎日食べる
  • ジュースなど甘い飲み物を良く飲む

 

このような食生活が続くと肥満になりやすいので注意が必要です。

 

肥満が招く糖尿病の仕組み

肥満はなぜ糖尿病を招く危険性があるのでしょうか?

それは内臓脂肪が原因と考えられています。

 

人は活動する為にエネルギーが必要です。

 

ここでいうエネルギーとは食事で得られるブドウ糖になりますが、このブドウ糖がグリコーゲンに変化して筋肉や脂肪に蓄えられることでこのエネルギーが確保されます。

 

そこで必要なのがインスリンです。

 

インスリンは膵臓から分泌されるホルモン物質で、ブドウ糖を筋肉や脂肪にエネルギーとして蓄える代謝機能として働いてくれます。

 

しかし、内臓脂肪とくに膵臓に脂肪がつくとインスリンの分泌機能やインスリンを生成する膵臓のβ細胞の機能が正常でなくなり、代謝に必要なインスリンが不足します。

その不足したインスリンを補おうと膵臓はさらにインスリンを分泌しようと働きますが、やがて疲弊してしまいインスリンの分泌が衰えてしまう悪循環となり、血液の血糖値が上がってゆき糖尿病を招いてしまう危険性があるのです。

 

肥満糖尿病の対策

肥満が原因で起きる糖尿病を「肥満糖尿病」といも呼びます。

 

この肥満糖尿病の対策方法、それは「体重を落とすこと」です。

 

しかし、急な減量は危険です。

体重を「3kg」を落とすことを目標にして減量しましょう。

なぜなら日本人の体質的に3kg減量するだけで血糖値の改善が期待できるからです。

 

それでは次に上手な体重の落とし方をご説明します。

基本的にはこの2つの方法です。

  1. 食事療法
  2. 運動療法

それぞれ詳しくご説明していきます。

 

1.食事療法

まずは血糖値改善に必要な一日に摂取するカロリーを計算することから始めましょう。

 

計算方法は次のようになります。

まずは自分の標準体重(健康を保つのに望ましい体重)を出します。

 

[標準BMIの22×身長(m)×身長(m)=標準体重(kg)」

 

標準体重が出ましたら、次に一日の摂取カロリーを出します。

 

[標準体重(kg)×25(kcal)=一日の摂取カロリー]

 

この一日の摂取カロリーが出ましたら、それを一日三食と考えて三等分にします。

これが一回の食事カロリーです。

 

この一回の食事カロリー内に収まるように食事を取りましょう。

 

食品成分表を参考に自分でバランスの良い食事を作るのも良いですね。

 

2.運動療法

次は運動について、運動はエネルギーを消費するので血液中の余分なブドウ糖を消費してくれる為、血糖値を下げるのには効果的です。

また、脂肪燃焼にも効果があるので積極的に動きましょう。

 

それでは効果的な運動方法ですが、2種類の運動方法があります。

 

ひとつは、ウォーキングや水泳などの有酸素運動。

無酸素運動に比べエネルギー消費が高くなり血糖値を下げる効果があります。

 

有酸素運動は週3日以上一日30~50分程度の時間が効果的です。

一日おきにウォーキングを30分以上などが好ましいです。

 

もうひとつは筋トレです。

筋肉量が増えると代謝がよくなり脂肪燃焼効果が高まります。

こちらは週2日以上行ってください。

 

ダンベルやトレーニングマシーンの使用も効果的ですが、負荷が強すぎると血圧の上昇やストレスにもなりますので、

自重を使った腕立て伏せ、腹筋、背筋、スクワットなどのトレーニングでも十分です。

コツは無理の無いトレーニングです。

 

 

まとめ

糖尿病の原因はいくつかありますが、日本人に多い2型糖尿病には肥満が大きく関係していることが分かりました。

 

とくに食べすぎ、飲みすぎ、運動不足など生活習慣の乱れにより内臓脂肪が増えると血糖値を下げるインスリンの効果が弱くなる為、血糖値が高い状態が続き糖尿病の発症リスクが高まってしまいます。

 

糖尿病なならないためにも日ごろの食事に気をつけ、適度な運動で肥満を防ぎましょう。
 

 

糖尿病の原因

TOPへ戻る